mac book proにPython3の実行環境を構築する
Pythonの勉強を始めて3ヶ月ちょっと経過したので新しいパソコンを購入しました。
なのでmacでのPython3環境を構築する際のメモ書きを残します。
pyenvのインストール
pyenvとは、簡単に言うとPythonのバージョンを管理することができます。バージョン管理もとても簡単でコマンド一つで3系にも2系にもバージョンを変更することができます。
では早速pyenvをインストールしてみます。
macのターミナルを開きpyenvをクローンします。
$ git clone git://github.com/yyuu/pyenv.git ~/.pyenv
ただしmacにXcodeがインストールされていないと下記のような応答が帰る。
xcode-select: note: no developer tools were found at '/Applications/ Xcode.app', requesting install. Choose an option in the dialog to download the command line developer tools.
そしてXcodeインストールポップアップが表示される。
特に気にする事もなくインストールを押します。
十数分ほど待つと以下のように完了の画面が出てきます。
pyenvにPATHを通す
macの.bash_profileにpyenvのPATHを通します。
その前にmacに.bash_profileが存在するか確認しましょう。
下記コマンドで.bash_profileが表示されれば存在しますが、
表示されなければtouchコマンドで用意しましょう。
$ ls -la|grep "profile"
表示されない場合は下記コマンドで.bash_profileを用意する。
$ cd $ touch .bash_profile
.bash_profileを用意できたらいよいよPATHを通します。
何も考えず下記コマンドを実行
$ echo 'export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"' >> ~/.bash_profile $ echo 'export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile $ echo 'eval "$(pyenv init -)"' >> ~/.bash_profile
念のため確認。
$ cat ~/.bash_profile export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv" export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH" eval "$(pyenv init -)"
上記のように表示されればOK
pyenvでPython格バージョンをインストールする。
下記コマンドを実行することで任意のバージョンをインストールできる。
※PATHを通した後、一度ターミナルを閉じる必要があります。でないとpyenvコマンドが利用できません。
$ pyenv install 3.4.3 $ pyenv install 2.7.9
インストール後shimをリフレッシュしておく。
$ pyenv rehash