OCIイベント/通知サービスを使ってオブジェクトストレージのアクション通知方法

OCIのイベント/通知サービスを利用することでオブジェクトストレージに対するアクションを通知してくれるようにします。
今回はオブジェクトに対するアクションが発生した場合の通知方法を紹介します。

  • Object - Create
  • Object - Delete
  • Object - Update
  • Bucket - Create
  • Bucket - Delete
  • Bucket - Update

バケットの作成

バケット作成のポイントは「オブジェクト・イベントの出力」を有効にすることです。
それ以外はデフォルトのままで大丈夫です。
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通知サービスでトピックの作成

OCIコンソールの左バーから「アプリケーション統合」>「通知」へ進みます。
トピック作成ですが、トピック名を適当に入力してOKです。
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通知サービスでサブスクリプションの作成

作成したトピック画面から「サブスクリプションの作成」をクリック
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サブスクリプションの作成」画面でプロトコルは「電子メール」にし、「電子メール」欄に任意の電子メールを設定します。
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サブスクリプションで設定したメールアドレス宛に確認のメールが届くので有効化しておきましょう

イベントサービスの作成

OCIコンソールの左バーから「アプリケーション統合」>「イベント」へ進みます。
「イベントの作成」をクリック。
「表示名」、「説明」は適当に入力。ルール条件欄で「条件」をイベント・タイプに「サービス名」をObject Storageに「イベント・タイプ」をオブジェクトのアクションに設定。
アクション欄は「通知」を選択し通知先コンパートメントと先ほど作成したトピックを選択します。
以上が設定できましたら「ルールの作成」をクリックします。
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これで設定は完了です。あとはREST APIやOCI CLIなどでテストファイルをPUTしてみましょう。
「OCI Event Notification :com.oraclecloud.objectstorage.createobject」と言う件名のメールが届くはずです。
添付ファイルのテキストにアクション情報が記載されています。